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最近のぶどう品種の人気動向(カリフォルニア) 2005年4月14日

California Agricultual Statistic Serviceは3月30日、2004年のカリフォルニア州の品種別ブドウ栽培の作付け状況を発表した。それによると、カリフォルニア州全体のぶどう作付面積は、前年比で3パーセントの減少となった。これは、その前年の5パーセントの減少に続く減少である。

作付けが大きく減ったのは、Chenin Blanc(15.1%)、Grenache(10.5%)、Carignan (12.2%)、Rubired(10.7%)などである。作付けが増えたのは、Pinot Grigio(Pinot Grisともいう)(20.1%)、White Riesling(7.6%)、Petit Verdot(18.1%)などである。

Rubiredというぶどうはラベルに表示されることはないぶどうだが、近年人気のPinot Grigioよりも多く、また突如として人気になっているPetit Sirah(5.7%の上昇)の2倍以上の作付けがある。

Merlotは、すでにChardonnayとCabernet Sauvignonについで3番目に多いぶどう品種になっており、ChardonnayとCabernet Sauvignonがわずかながら減っているのに対し、3%の増加となっている。

Pinot Noirは、映画“Sideways"の上映により一躍有名になったが、増加幅は0.4%であった。もっとも映画の封切り自体は、2004年10月だったので作付面積に影響を与えたとは思えないが。Pinot Noirはカリフォルニアでは6番目に多く栽培されているぶどう品種である。

California Association of Winegrape Growers(カリフォルニアぶどう栽培者協会)会長のBen Drakeは、カリフォルニアワインに対する需要は増えているのに作付面積が引き続き減っているのには驚いた、と語っている。





       

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